深夜2時出発。さあ、春のごほうび旅へ
ゴールデンウィークって、楽しい反面「渋滞」という名の試練がつきものですよね。
だから今回は、早めに寝て、深夜2時に出発するという強気プランを決行!
渋滞は回避できましたが、深夜のSAは車中泊の車もあり満車状態。
トイレ休憩をする際に駐車スペースを探すのが大変でした。
さすがゴールデンウィーク😱
明け方には長野・安曇野へ到着。
あづみの公園開園まで時間があったので、穂高神社へのお参りもできました。
冷んやりとした朝の空気と、まだ眠っている町。
「この静けさ、好きだな」と思いながら、旅が始まります。
チューリップ満開!花に囲まれたごほうびの風景
最初の目的地は、国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)。
ここには、約32万本・117品種ものチューリップが咲く、甲信地方最大級のチューリップ畑があります。
訪れたのは、2025年のゴールデンウィーク後半。
ちょうどチューリップが満開を迎えていて、空にはたくさんの鯉のぼりが泳いでいました。
こんなにたくさんのチューリップを見たのは、正直はじめて。
広大な自然に囲まれた園内に、色とりどりのチューリップが一面に咲き誇り、息をのむような美しさでした。
この日は残念ながら、雪をかぶった常念岳はちょうど雲の中。
でも、晴れていればきっと、空と山と花のコラボレーションが見事だったんだろうなと想像します。
「チューリップって、こんなに種類があったんだ…」と驚きながら、
わんこと一緒にゆっくりお散歩。
うちのショコラは、基本はカート移動スタイル。
少し歩いては「もう乗るね」と言わんばかりに戻ってきます。
その感じも含めて、我が家の旅の定番スタイルです。
空を泳ぐ、鯉のぼりと…まさかのサーモン!?

そしてもうひとつの名物が、約300匹の鯉のぼり。
色とりどりの鯉たちが空を泳ぐ姿は圧巻です。
その中に、よく見ると…ん?
「信州サーモンのぼり」の姿が。
この絶妙なゆるさ、嫌いじゃないです。というか、わりと好きです。
そして信州サーモン美味しくて、大好きです。
清流と田んぼと、ありがたみ

公園の中には、烏川幹線水路(からすがわかんせんすいろ)という、美しい水色の清流が流れています。
この水が、安曇野のお米を潤していると知って、思わずしばらく立ち止まり、じーっと眺めてしまいました。
旅のあいだ、田植えをする農家の方々の姿も何度も見かけました。
GWの間も続くその作業に、車の窓越しに思わず、心の中でそっと手を合わせたくなるような気持ちになります。
「この水が、この土地を潤し、こうして毎日のごはんになっていくんだ」
当たり前のように食べているお米の、その“当たり前”を支えてくれている人たちに、
静かに、でも確かに感謝がこみ上げてきました。
長野を訪れるたび、私たちは地元のお米を買って帰ります。
自然豊かなこの土地の空気、水、人の手で育ったお米は、本当に美味しくて、毎回感動します。
最近は、お米の価格がじわじわと上がってきていますが、
「高くなっても、農家さんがちゃんと儲かっているとは限らない」という現実も耳にするようになりました。
肥料や資材の値上がり、自然のリスク、不安定な取引価格…。
それでも田んぼに立ち続けてくれている方々の姿に、ただただ敬意と感謝の気持ちが湧いてきます。
今年も、また美味しいお米がたくさん育ちますように。
毎日あたりまえのようにお米が食べられることが、どれほど幸せなことか、改めて感じた旅でした。
お誕生日おめでとう、ショコラ

この旅の主役、ショコラは14歳の誕生日を迎えました。
若いころのように、走り回ることはできないけれど
風の匂いを感じながら、静かに景色を楽しんでくれていました。
「また来年も、この景色を一緒に見ようね」
だいぶおばあちゃんになってしまったけど、ショコラと過ごす1日1日を大切にしたい。
それが今の一番の願いです。
🌷安曇野チューリップ情報|あづみの公園 堀金・穂高地区
- 場所:長野県安曇野市堀金烏川33-4
- 開園時間:
春夏秋(3月1日−10月31日)9:30−17:00
冬(11月1日−2月末日)9:30−16:00
*イルミネーション期間中
平日:14:30−21:00
土曜祝日:9:30−21:00:30~17:00(季節によって変動あり) - 料金:大人450円、子ども無料
- 犬連れOK:リード着用で園内入場可能(一部立ち入り禁止エリアあり)
- チューリップの見頃:4月中旬~下旬(早咲き)、4月下旬~5月上旬(遅咲き)
※2025年5月現在の情報です。
今日のまとめ|花と自然に、こころが整った日
満開のチューリップと、北アルプスの雄大な景色。
空に泳ぐ鯉のぼり、流れる水、田んぼに立つ人の姿。
全部が、こころの奥のほうを、やさしく整えてくれる旅でした。
今回は、そんな旅の中の“チューリップ編”をご紹介しました。
次回は、早朝に訪れた穂高神社で感じた静けさや、
海岸で夢中になったヒスイ探しの時間なども、少しずつお届けしていけたらと思います。
「うちにもお花があったら…」と思ったら|おすすめの定期便はこちら
満開のチューリップに囲まれたあの日から、
「毎日の暮らしにも、ちょっとお花があるといいな」
そんなふうに思うようになりました。
実は私は、まだ花のサブスクを始めてはいないのですが、
“どれも魅力的で迷っている”という、うれしい悩みの真っ最中です。
今回は、私が実際にチェックして「ここ良さそう」と感じた、花の定期便を3つご紹介します。
どれも、それぞれの“良さ”が光っていて、あなたの暮らしにもぴったりの一つがきっとあるはずです。
HitoHana(ひとはな)
お気に入りのお花屋さんでお花を選ぶ楽しみをネットでも再現できるよう、 まずは季節のお花やお好みの色、ボリュームやお届け頻度を自由に選べるのが魅力です。
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500円からはじめられるお財布にもやさしい価格帯で、気軽に始めやすいのもポイント。

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