1日24時間じゃ、足りない。
やることの多さに押しつぶされそうになって、時間に追われる毎日。
頭の中には、付箋がびっしり貼りついているような感覚。
頑張っても、頑張っても、疲れだけがどんどん溜まっていく…。
そんなふうに感じる日、ありませんか?
やらなきゃいけないこと、
そして、やりたいこと、学びたいこと、届けたい想い。
次々に生まれてくるのに、時間はいつも足りない。
焦る気持ちに、胸がきゅっと苦しくなってしまうこともありますよね。
でも、そんなふうに感じられるあなたは、
今、確かに前に進んでいるんです。
時間が足りないと感じるほど、あなたは頑張っている
時間が足りない、と感じるとき、
私たちはつい、
- 「自分が無力だからだ」
- 「うまくできていないからだ」
と責めてしまいがちです。
でも本当は
時間がないのではなく、
「大切にしたいこと」が増えたからなんです。
あなたの心の中に、
守りたいもの、育てたいものが、
しっかり根を張り始めた証。
だから、焦らなくていい。
今のあなたは、ちゃんと歩みを進めています。
自分の時間の中で、大切にしたい順位を考える
「やらなきゃいけないこと=大切なこと」。
そう思うと、
嫌だなぁと感じることも、
本当はあなたにとって「必要で、大事なこと」なのかもしれません。
たとえば
- 仕事に行かなきゃ
- ご飯を作らなきゃ
- 掃除もしなくちゃ
- 子どもの用事を済ませないと…
どれも、大事なこと。
だからこそ、順位をつけるのは難しい。
それでも、少しだけ視点を変えてみることで、
心に余裕を作ることができます。
時間に追われず、私らしく過ごすためにできること
1. タスクを整理して、優先順位をゆるくつける

やらなきゃいけないことが頭の中にぐるぐる回ると、
それだけでエネルギーを消耗してしまいます。
一度、紙やアプリに全部書き出してみましょう。
そして、「緊急なこと」と「本当に大切なこと」を、ゆるく分けてみる。
特に、「重要だけど緊急ではないこと」。
それに少しずつ取り組めるだけでも、
未来がぐっと軽くなります。
2. 時間を区切って、小さな集中を作る

ずっと頑張り続けるのは、誰だって苦しいもの。
「ポモドーロ・テクニック」という方法で、
25分集中+5分休憩というリズムをつくるだけでも、
心がすっと楽になります。
タイマーを使って、
「今だけ集中すればいい」と思うだけで、
肩の力がふっと抜けていきます。
3. 手放してもいいことを見つける

全部を完璧に抱え込む必要はありません。
- 他の人に任せてもいいこと
- 今すぐでなくてもいいこと
そんなことを、少しずつ手放していくと、
心も体も、ふっと軽くなります。
たとえば──
- 誰かと分担できるなら、素直に頼ってみる
- 「今日はここだけやれば十分」と自分に許可を出す
- 食事を外食やテイクアウトに頼る日があってもいい
- 家事代行サービスや宅配を使うのも、立派な選択肢
すべてを自分だけで抱える必要なんてないんです。
頑張ることも、頼ることも、手放すことも、
どれもあなたがあなたを守るための大切な力です。
疲れた時は無理せず
「これで十分」と思える日を持つこと。
それは、あなた自身へのやさしいエールです。
4. 自己ケアの時間も「予定」にする

頑張り屋さんほど、
「休むこと」を後回しにしてしまいがち。
でも、休むことも、立派な予定です。
最低でも6〜7時間の睡眠をとること。
10分だけでも、何もしない時間を持つこと。
それだけで、
また明日を乗り切るエネルギーが生まれます。
小さな工夫が、私らしい時間をつくる
1日24時間では足りないと思うほど、
頑張っているあなたの努力は、本当にすごいです。
でも、疲れて体を壊してしまったら、元も子もありません。
あなたが元気で、最高のパフォーマンスを発揮できるが一番効率の良い状態です。
それには、まず自分をいたわる時間が必要です。
さらに心と身体を整えるヒントをお探しのあなたへ
忙しい毎日の中でも、
たった5分で心に小さな喜びを積み重ねる方法を、
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